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失敗しない家づくりのためのコラム

1棟たりとも同じ家はない。

2018-03-08
同じ外観、同じ間取り、同じ仕様。
A社の商品ラインナップにある完全に同じプラン。
 
と言っても、
家の場合は同じ土地には建てられませんので
光の入り方や風の通り方、
周りからの影響は異なってきます。
 
まして、最終的に現場で作業するのは「人」です。
どんなに熟練の技術者でも微妙な差異は発生します。
 
実はこの点は家づくりにおいて、大きな、大きな、ポイントです。
 
このことは例え1つ1つの部材を工場で生産していても同じです。
部材を組むのは現場の「人」です。
まして、毎回同じ人が同じ部分の作業をする訳ではないので
家というものは常に世界にたった1つのものなのです。
 
ここまででお気付きの方もいるかと思いますが、
今回から始まったこのコラムの
最初のテーマとして伝えたかったのは
“家づくりで大切なのは
「現場」であり「人」すなわち「施工精度」や「施工技術」である”
ということです。
 
この点を疎かにして、
カタログやパンフレット、展示場の雰囲気だけで依頼先を決めるのは賢明とは言えません。
 
とは言え「施工精度」などを事前に把握することは難しく、
素人にはとても確認することができるものではありません。
 
そこで頼りになるのが“数字”です。
それも、現場で測定した“数字”です。
カタログに記載してあるだけの数字ではありません。
 
例えば気密性を表す「C値」。
“高気密・高断熱”というワードは最近良く聞くものですが、
その内の気密を表現する数値です。
 
この「C値」、これこそ現場で測らないと何の意味もない数字です。
しかも完成状態で測定するだけではあまり意味のない数字です。
 
測定は床や壁を仕上げる前に1回、
そして完成後の2回実施します。
床や壁を仕上げる前にする測定こそ
施工が正確にできているかを確認するための測定です。
 
もし、“あたたかい家”や“省エネ住宅”を求めているのであれば
依頼先を決める際に
「御社ではC値を測定してもらえますか?」と聞いてみてください。
上述のタイミングで測定していれば
きちんと気密性について考えている会社であると言えます。
逆に測定を嫌がるような会社には要注意です。
 
それでは失敗しない家づくりのために覚えておきましょう。
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高気密住宅を求めるなら
現場での測定は必須
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今回のコラムはここまで。次回、いつアップできるかは分かりませんが、また是非お越しください。
 
ハウジング工房有限会社

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